天然素材の種類と特性を比較する
リネン、コットン、ウール、シルクの違いを知って服を選ぶ

天然素材にはそれぞれ異なる特性があります。リネンとコットンは似ているようで、着心地も手入れの方法も違います。素材の特性を少し知っておくと、服を選ぶときの判断基準が増えます。
リネンの特性
リネンは麻の一種で、吸水性と速乾性に優れています。日本の夏のような高温多湿の環境では、コットンより快適に感じる方が多いです。しわになりやすいのが特徴ですが、そのしわを素材の表情として楽しむのがリネンとの付き合い方です。
洗うほどに柔らかくなり、色も少しずつ落ち着いてきます。新品のリネンより、何度も洗ったリネンの方が好きという方は多いです。
コットンとの違い
コットンはリネンより柔らかく、肌触りが滑らかです。洗濯に強く、扱いやすいのが利点です。ただし、リネンに比べると速乾性が低く、梅雨の時期は乾きにくいことがあります。
フランネルのようにコットンを起毛加工したものは、秋冬の素材として使いやすく、洗濯機で洗えるものが多いです。
ウールとシルクの位置づけ
ウールは保温性が高く、湿気を吸収して発散する性質があります。真冬の朝晩に活躍します。メリノウールのような細番手の糸を使ったものは、チクチク感が少なく肌に直接触れるアイテムにも使いやすいです。
シルクは光沢と滑らかさが特徴で、コットンと混紡することで扱いやすくなります。当店のコットンシルクスカーフは、首元に巻いたときの軽さが特徴です。
素材の特性を知ると、タグの表示を見る目が変わります。店頭では実際に素材を手に取りながらご説明していますので、気になる素材があればスタッフにお声がけください。